命題論理と説得力の関係

これに対して「もしAが真ならばBも真かも知れない」という言い方は、「Aは真」とあえて一言も断言しないことにより、読者の意識が「Aが真かどうか」に集中してしまうことを避け、「Bも真かも知れない」という一番伝えたいメッセージを言葉をはるかに受け入れやすいものにしているのだ。


Life is beautiful: あえて断定せずに説得力を増すテクニック


人間の感覚とはちょっと異なるかもしれませんが、例えば命題論理学において

A⇒B (AならばB)

と同値関係にある

A├B (Aを前提に、B)

では、Aが真であると仮定してBの議論を行っているハズです。
『Aの真偽はとりあえず置いておく』 という考えは、上のエントリで書かれた内容に通じているのかもしれません。


話題をそらすテクニック……。確かに言われれば多用されているのに気が付きますね (^-^;;
どこかで使ってみましょうか。