ちょっと言及

その1:無断リンク禁止≠許諾リンク推奨

どうも、2002年ごろは「マナーとして無断リンクはNG」だった模様です。その頃は、まぁまだコンテンツの数も少なかったし、いちいち許可を求めてもそんなに面倒ではなかった?Aの要素が今より弱かった?

あむぁいおかし製作所 無断リンク禁止派と自由リンク派のメンタリティーのモデル分析とか


自分の印象では若干ニュアンスが異なります。経験則で申し訳ありませんが、自分としては次のような感じでした。


2000年〜2002年ごろは「マナーとして許諾リンクが推奨された」という風潮がありました。そのころは「リンク=相手とのつながり」が良い意味で意識された時代であり、その結果「リンク=お友達リンク」という意識のもと、まずは「お友達」であることが推奨されたのです。この時期に発生した概念 『許諾リンク』 『相互リンク』 『お友達リンク』 などからも、そのような風潮があったことがわかると思います。

一方、推奨条件を必要条件として解釈した人も少なくない数いたと記憶しています。その人たちが唱えたのが「マナーとして無断リンクはNG」という考えです。


注目してほしいのは 「許諾リンクを推奨」 と 「無断リンクは禁止」 は同じことを言っているわけじゃないってことですね。後者は若干過激的な印象を含んでいるような気が自分はします。

その2:過激的な発言は反発を招きやすい

リンク自由派の甲が無断リンク禁止論者乙に批判的無断リンクした。オレはリンク自由派ではあるが、どうも感情的には甲はダメ。なんでだろう?てな感情が本モデルで説明できるのではないでしょうか。

あむぁいおかし製作所 無断リンク禁止派と自由リンク派のメンタリティーのモデル分析とか

感情的に甲がダメ〜ってのは、リンク自由派が唱える過激的な発言に対する反発ってなだけなのかな、と考えていたりします。


実は自分、2000年に立ち上げたサイト*1にて「リンク張るときは事前許諾を」って書いた記憶があるんですが、そのころの自分に戻って考えても「無断リンクは禁止」という考えはいささか過激的な印象があるのです。


利便性とか関係なしに、単に無断リンク推奨派は過激な発言に対する反発なだけだったりするんじゃないでしょうか。特に自分がそうなのですが。
逆もまた然り。自由リンク推奨派が唱えた過激的な発言にも、同様に反発が押し寄せるのではないかと考えています。


 

*1:すでに消滅