久しぶりに警察の研究会の動向について

2006年度上半期の販売本数の内訳は、アニメ系が227万7,600本、実写系が101万5,100本。
ソフ倫によれば、「パッケージは少し減退しているが、インターネットのダウンロードはかなりの数字で伸びている」という。2004年度のダウンロード販売数は2万345本だったが、2005年度は17万5,420本、2006年度は上半期だけで16万7,829本と前年1年間の販売数にほぼ並んだ。


PC用美少女ゲームのダウンロード販売が急増、警察庁の研究会で報告


正確な数が出るということはありがたい。
警察との癒着が噂されるソフ論からの報告ですが、まあ数自体は間違っては居ないだろうと。


美少女ゲーム(成人向けPCゲームソフト)業界の概要(PDF)

こっちが第6回の議事録。メンバ一覧は冬枯れの街さんが詳しいです。

俺自身の意見としては、

メディア規制賛成派の主張は、分類すると以下の4項目。これ以外にあるかもしれませんが、少なくとも俺は知りません。

  1. 精神的害悪論 (強力効果論。犯罪について扱ったメディアに触れると犯罪者になる)
  2. 身体的害悪論 (ゲーム脳etc...脳や身体に悪影響を及ぼす)
  3. 教育的害悪論 (子供にたいし、教育的な面から悪影響を及ぼす)
  4. 主観的害悪論 (私は、○○を主観的に喜ばしいものではないと感じている)

まあ、ともかく、これらがごちゃまぜになった、あまり綺麗ではない議事録だな、という感想ですね。何とかならないのかなぁ……。
ちなみにこの議事録の話では無いですが、付け加えるとしたら以下の主張も無いことはなかったりする。

  1. 人権侵害 (オタクは気持ち悪い。オタクは○○をする。故に○○は悪である)
  2. 陰謀論 (○○は反社会団体の資金源である)

ただし、これらは議論に値しないんで無視。