ソフトウェア工学が用いる3種のアプローチ

cf: 2009-03-10
結局のところ、ソフトウェア工学が行う様々な研究は、次の3種に集約される

  1. 数理学的アプローチ
    • 数理学をベースに品質を保障するもの
    • 型理論、意味論、計算モデルなど
  2. 工学的アプローチ
    • 工学的資産を元に品質を底上げするもの
    • RAD, IDE など
  3. 開発論的アプローチ
    • 開発手法を洗練させることで品質を保障させるもの
    • 開発論

id:nowokay さんが「ソフトウェア数学」「ソフトウェア工学」「ソフトウェア人文学」として区分しているものは、単にアプローチの違いであって、ぜんぶ『ソフトウェア工学』として括ることのできるものだったりする。変な独自定義を交えて解説するのは時として混乱の元になるよ。
どうでもいいんだけど、id:nowokay さんが書く記事は何で軒並みホッテントリ入りするんだろう。ああ妬ましい。